直線上に配置
一次 H12 問題10 - magu (男性) -2004-06-13 00:47:58
電気及び磁気現象に関した次の記述のうち,間違っているものはどれか。

@電荷の移動を自由に許すものを導体,これを妨げるものを絶縁体,その中間に位するものを半導体という。
A電流を通ずる導体が磁界中にあれば力を受ける。この電磁力と電流磁界の方向との関係は,フレミングの左手の法則で与えられる。
B、磁束(磁束密度β)の方向と直角に置かれた直線状導体(長さl)が磁束と導体を含む面に垂直な方向に速度νで動くとき誘起する起電力はe=Blνで,その方向はフレミングの右手の法則で与えられる。
Cある種の磁性材料は磁化されると変形し,逆に変形を与えると磁化状態が変わる。これを磁気ひずみ現象という。また,一般的に磁性材料を塑性変形させてもその磁気特性は変化しない。
D気体中にある電極間に火花放電が行われる最低電圧は,気体の種類,圧力,電極の形状及び間隔によって変化する。

C - magu (男性) -2004-06-13 01:10:25
@機械実用便覧P274fA
A機械実用便覧P800f
B機械実用便覧P801h
Dその通り。
C磁化されても、ひずみはあるが変形はしない。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1999/00253/contents/036.htm

C - SHIGE (男性) -2004-06-13 21:55:36
Cですが、「ひずみ」も弾性変形だとすると、言葉としては
合っていうかもしれません。塑性変形による磁気特性の変化に
ついては、次の記述などがあるましたので、その点が誤りのような気がします。
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等方性を有していた多結晶性の金属に塑性変形を与えると、滑りや回転により、乱雑な方向を向いていた結晶粒が一定の方向に並ぶようになります。この結果、強度や磁気特性がその方向性に従って異なるようになり、いわゆる異方性を示すようになります。
http://www.mech-da.co.jp/mechnews/2000-4/00-4-5.html
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ありがとうございます。 - magu (男性) -2004-06-15 01:44:57
なるほど、その通りのようですね。たしかに、ひずみも弾性変形です。
ついつい、磁気特性=磁性体の磁気力(磁束の通りやすい)?をイメージしてしまいました。(それでも合っているかは微妙ですが・・・。)この辺は詳しくないので勉強になりました。


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