一次 H13 問題2 - SHIGE (男性) -2004-05-23 21:54:29
複数の材料で構成された部材に発生する熱応力について,次の記述のうちで誤っているものを選べ。
@熱膨張は必ずしも熱応力の発生原因とはならない。
A熱応力の大きさは,部材の降伏応力の大小とは無関係である。
B剛性を低下させることで,熱応力を緩和させることができる。
C弾性率を調整することで,熱応力を低減させることができる。
D温度変動は,疲労破壊の原因となることがある。
Aor@ - SHIGE
(男性) -2004-05-23 22:15:23
ひずみが大きくなり、降伏応力を超え、塑性域に入ると、
熱応力の大きさも影響を受ける。
ということで、A?でしょうか?
複数の材料で構成されていても、線膨張係数が同じであれば、
お互いに拘束されないので、熱応力は生じない、よって、@?
@ - magu
(男性) -2004-05-25 01:04:52
熱応力=線膨張係数×温度差×縦弾性係数
縦弾性係数=垂直応力/縦ひずみ
降伏応力:応力が増加しないで、ひずみが増加する応力
と考えてAではないとおもいますがどうでしょう?
熱膨張は熱応力でしか発生しない!ということで@.
Aでしょう - SHO (男性) -2004-05-25 22:45:01
@熱応力は熱膨張が拘束されたときに発生する。自由な状態では伸びるだけ。○
Aとりあえず△
Bはっきりとはしないが、イメージはつかめる。○
Cσ=αE凾sより○
D温度変化により熱応力が発生する場合は、繰り返し応力がかかる可能性がある。○
熱応力については剛の状態(弾性領域)で温度差に比例することから、塑性変形すると応力緩和が起きる。
よって剛性を下げると降伏点が下がり、熱応力が緩和することが言え、Aは×であると推測できます。