直線上に配置
一次 H14 問題7 - SHIGE (男性) -2004-04-25 22:17:02
エネルギーと流れに関して、誤っているものはどれか。

@プラントル数は、運動量の拡散と熱の拡散の比であり、プラントル数が大きくなると、温度境界層が速度境界層より厚くなる。
Aレイノルズ数は、流れの慣性力と粘性力の比であり、レイノルズ数が大きくなると、粘性の影響は小さくなる。
Bマッハ数は、流れの速度と音速の比であり、マッハ数が大きくなると、流体の圧縮性の影響が大きくなる。
Cフルード数は、流れの慣性力と重力の比であり、水の波や開水面などの流体現象はフルード数により整理できる場合が多い。
Dクヌードセン数は、分子の平均自由行程と物体の長さの比であり、クヌードセン数が大きくなると、流体を希薄気体として取り扱う必要がある。

@ - SHIGE (男性) -2004-04-25 22:33:05
http://conductor.cool.ne.jp/neturyutai/number/prandtl.html
(上記サイトより転記)
プラントル数は熱・物質移動に関する現象を取り扱う上で重要な無次元数です.
Pr=ν/α
ν[m2/sec]は動粘性係数,α[m2/sec]は温度伝導率(熱拡散率ともいう)を表します.

Pr<1ならば,速度境界層よりも温度境界層のほうが厚くなり,Pr=1では2つの境界層の厚さが同じに,Pr>1ならば温度境界層よりも速度境界層のほうが厚くなります.

@ - taka (男性) -2004-04-29 01:36:22
SHIGEさん解説の通りみたいです。と言っても流体は苦手であまり実感ありません。
レイノルズ数を始めとして無次元数は流体・熱工学の問題ではよく出ているので、要注意です。


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