問題6 疲労試験
- taka (男性) -2003-10-16
00:46:04
疲労試験のS-N曲線に関して明らかに誤っているものを選べ。
@S-N曲線は縦軸に応力振幅値、横軸に破断までの繰り返し数の関係を示したものである。
A繰り返し数がある値以上になると振幅は一定になる。
B繰り返し数が大きくなっていくと応力振幅も大きくなる。
C鋼材の疲労限度はおよそ10^7回以上で与えられる。
D疲労限度とは無限界の繰り返しに耐える応力振幅の下限値である。
予想解答:B - taka (男性) -2003-10-16
00:47:27
疲労試験はある振幅で繰り返したときの破壊を見ているはずなので、おかしいと思う。
B - IKA (男性) -2003-10-16
14:30:54
S−N曲線のグラフが頭に入っていると問題ないと思う。線図では、右下がりに落ちていきあるところで水平線になる。よって、問題を読んでいておかしいと気づきました。Cは、厳密な数値まで記憶していないので怪しいときっと思いますが、Bは間違いが明らかであるためB。
B or D - SUGI (男性) -2003-10-16 21:48:52
僕も試験ではBにしました。
しかし機械実用便覧p142には「…このような応力の上限を疲労限度と呼んでいる。」と記載があります。不安なんですが。
Bで間違いなし - しばっち (男性) -2003-10-17
00:18:17
明らかに誤っているものとしてはBしか無いです。
S−N線図のプロフィールさえイメージできれば、間違いである
ことは明白ですよ。
Bの文面が正しいとすると、繰り返し数が多くなるほど疲労強度
が増すことになってしまいます。
問題6 - LOTOLOTO (男性) -2003-10-18
22:13:36
BでOKです。
しかしながら、SUGIさんのおっしゃる通り、下限値を疲労限度
というのも、明らかに間違っているのでは?
この問題は、変だ!答えが2つある。
Dの可能性。 - ぐっさん (男性) -2003-10-19
00:58:06
疲労限度とは、いくら繰り返しても破壊しない最大応力、
無限回の繰り返しに耐える応力の上限値を疲労限度、
以上の事項が明記されていますがどうでしょう。
やはり答えは二つある?
B and D - SUGI (男性) -2003-10-19 06:05:34
でしょー。変ですよ。
B:しばっちさんのおっしゃる通り、S−N線図のプロフィールさえイメージできれば、間違いであることは明白です。
D:疲労限度の単位は応力なのでPa、問題文だと振幅なのでmmになってしまうので、これまた間違いでは。
うーむ。
せっかくだから両者正解にしてくれー。
問題文 - yurinapapa (男性) -2003-10-19
10:46:45
明らかに誤っているもの…はやはりBかな?
応力振幅は応力です。
確かにDも曖昧ですね - しばっち (男性) -2003-10-19
11:58:28
D疲労限度とは無限回の繰り返しに耐える応力振幅の下限値である。
確かに曖昧な表現ですね。
国語の問題になってしまっているかも?
S−N曲線を描くためには、無限回の繰り返しに耐えることが
できない応力振幅で疲労試験を実施し、応力振幅を「下げて」
いきながら疲労限度を探るのでは無いかな〜?
私がS−N曲線から受ける印象は、そんな感じです。
そのように考えると「下限値」で正しいのでは?
どっちでしょう? - ぐっさん (男性) -2003-10-19
18:47:21
B繰返し数が大きくなっていくと応力振幅も大きくなる。が明らかな誤りとの事ですが、S-N曲線の右側は直線ですよね。ですから大きくも小さくもならない。よって誤り。
D疲労限度とは無限回の繰返しに耐える応力振幅の下限値である。の設問も、前回掲示同様誤り(応力振幅の単位はMpa)
(疲労限度とは、いくら繰り返しても破壊しない最大応力、
無限回の繰り返しに耐える応力の上限値を疲労限度、)
SUGIさん同様両者正解にして下さい。
又、過去において正解が2つという例はあるのでしょうか?
Dについて - SUGI (男性) -2003-10-20
21:09:55
応力振幅は確かに応力ですね。失礼しました。恥ずかしいです。
この問題気になってしょうがありません。
問題文D「疲労限度とは無限界の繰り返しに耐える応力振幅の下限値」=「疲労限度より大きい応力振幅なら無限界の繰り返しに耐えられる」
が成り立つと思います。そんな材料無いと思うのですが。
Bに似た内容になってしまいますね。
・・・たしかに国語の問題みたいです。揚足取りみたいになってしまいました。
こんな風に考えたらどうでしょう(憶測) - IKA (男性) -2003-10-21
09:13:21
実は、問題作成者が勘違いしてしまった。
振幅なのでつい間違えてmmにしてしまった。
本当は、Bが正解のつもりで。なんて事の気がします。
他の掲示板等を見ると出題者の意向によるようですが(本当か不明)。
出題者が間違いました、よってBとDが正解です。といえばこれを選んだ人は正解扱いになるようです。(確認はしてないですが)
皆さんに有利になるよう祈ってます。
Dもおかしい - yurinapapa (男性) -2003-10-22
09:14:08
機械工学便覧(改訂第6版)4-34より抜粋
繰返し作用する応力σと破断に至るまでの繰返し数Nの関係を示す曲線をS-N曲線という。第81図は鋼のS-N曲線の一例で、水平部は無限回の繰返しを与えても破壊しない応力の上限値である。この応力を疲労限度という。
小生が調べた限りでは、Dの表現を使い疲労限度を説明しているものはありませんでした。
っということは - LOTOLOTO (男性) -2003-10-22
22:19:31
っということは、やっぱりBもDも明らかに間違いってことね。
BとD - TAKE (男性) -2003-10-23 15:42:47
TAKEです。私の見解もBとDです。
根拠は以下のとおりです。
B:S-N曲線は、繰り返し数(Number)が大きくなれば、応力振幅値(Stress)は、低下することはあっても、増大することはありません。結晶粒が微細化すると特異な”2段折れ曲がりS-N曲線”を示すことが数年前の研究で明らかになってきましたが、2段目の疲労限度においては応力振幅値は1段目よりも低下します。この現象のメカニズムは原子間力顕微鏡(AFM)により、明らかになりました。
D:S-N曲線は、繰り返し数の増大に伴い、右下がりの曲線となり、疲労限度が出現する物質に対してはある応力振幅値で一定値をとります。従って、疲労限度は無限回の繰り返し数に耐える応力振幅値の”上限値”となります。すなわち、S-N曲線の線図の下側の領域では疲労破壊は起きないことを意味しています。
また、Aについては、物質によって応力振幅値は一定にならないものあります。つまり、疲労限度が出現しない物質を意味します。その代表的なものはアルミニウムです。しかし、冒頭の問題文で、”・・・・明らかに間違っているものを選べ”とありますので、Aは除外いたしました。
実際の問題画像へのリンク - taka (男性) -2003-11-02 12:37:35
http://www.proengineer.jp/mag/01/15/01-15-401-06.html