直線上に配置

問題12 - guppy

2004/10/13(Wed) 22:35

長さa+bの剛体棒の右端に集中質量mが付加された下図のような物体が、左端で回転自由に支持され、左端から距離aの点でばね定数kのばねで支持されて水平となっている。剛体棒の回転軸まわりの慣性モーメントをI、重力加速度の大きさをg、角度θは小さいとして、次の記述のうち誤っているものを選べ。

@図に示す物体の左端まわりの慣性モーメントIaは、Ia=I+m(a+b)^2である。
A棒がθだけ回転したとき、ばねの復元モーメントはKa^2 θである。
Bこの系の運動方程式は、Iaθ"−ka^2θ=0である。
Cこの系の固有円振動数(角振動数)は、ω=√〔(ka^2)/{I+m(a+b)^2}〕である。
D棒の慣性モーメントが無視できて、ばねが右端に仮定すると、固有円振動数は、ω=√(K/m)となる。

※図・数式は試験問題を参照ください。


Bにしました。

@では、問題文からIとIaの違いがよくわからなかったのですが、Iを重心まわりのモーメントと考えてみましたので、強制的に○。
Aばねの復元力はF=Kx、x=a・sinθと考え、θは小さいので、sinθ≒θから、F=kaθ。復元モーメントは力×距離でkaθ・a=ka^2θ ∴○かな?
B運動方程式では、Iaθ"=−ka^2θと考え、Iaθ"+ka^2θ=0では?と思い、×!
Cω^2=ka^2θ/Ia として、計算すると○になった。
Dは結局、ただのばね振動を示していると思い、迷わず○と考えました。

どうなのでしょう?

Re: 問題12 - たけし

2004/10/13(Wed) 23:04

私もBにしました。マイナスじゃなくて、プラスでしょう。

Re: 問題12 - G

2004/10/15(Fri) 16:19

私もBです。

ちなみにIとIaの違いですが、

I:剛体棒のみ(集中質量mは含まない)の左端回転軸周りの慣性モーメント
Ia:剛体棒と集中質量mをあわせた物体全体の左端回転軸周りの慣性モーメント

だと思います。

Re: 問題12 - kou

2004/10/17(Sun) 15:16

私もBにしました。導き方はguppyさんと同じです。
Dは
慣性モーメント無視よりI=0
ばねが右端にあることから、Cのa^2が(a+b)^2
となり問題文中のオメガと同じになります。
そう考え、Bとしました。
参考となれば幸いです。


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